音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

ドヴォルザーク:交響曲第9番 / ヤルヴィ, シンシナティ交響楽団 (2005/2017 CD-DA)

お次はヤルヴィの16枚ボックスセットより、この曲を。

ヤルヴィは若い頃から音の見通しの良さを意識して、レコーディングに臨んでいたのではないかと思わせるような作り。どれだけ弱音になろうとも、どれだけ楽器が重なろうとも、見える音を作ることを重視し続けているように感じられる。

ドヴォルザークの演奏としては中庸なのかもしれないけれども、土着性や気質のような物を敢えて取り払い、譜面を洗い出すことに専念した演奏であるかのように思えた。

うん。なんか今日は色々と見えて面白い日だな。クラシック脳は休むことなく開いているのかしら。

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 / ショルティ, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1994/2013 CD-DA)

ショルティの25枚ボックスより。

ショスタコも5番なら普通に聴ける。普通と言うか、なんとも好戦的な楽曲であることよと思いながら聴いていた。カッコいいのだけれども、ちょっとマッチョだよね。規律のしっかりとした軍隊を見ているような雰囲気。

それこそがこの曲の特徴なのかもしれないけれども。

テレマン&フンメル&L・モーツァルト&ヴィヴァルディ:トランペット協奏曲 / モーリス・アンドレ, カラヤン, ベルリン・フィル (1974/2014 CD-DA)

ようやく本腰を入れてカラヤンの101枚ボックスセットからCDを引っ張り出して聴くことに成功。

選んだのは「カラヤンとソリストたちセット」から「トランペット協奏曲」だけを集めたディスク。

渋い。渋いけれども、実に聴きやすい。豊かなトランペットの響きが、牧歌的でもありどこか戦いをほうふつさせるような物であったり。

と、まぁ、色々な封印が解かれるタイミングがようやくやってきたかな。これまではせっせと投資と言う名の種蒔きだったんだな。徐々に「聴ける」クラシックの幅が拡がってきているのを実感している次第。

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 / シュナイダーハン, ヨッフム, イッセルシュテット, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1960/2019 SACD)

タワーレコードのリマスタ再発企画物はなかなか興味がそそられる物が多い。これもその一つ。つい先日発売になった。

シュナイダーハンと言う名前は初耳なのだけれども、これがまた、非常に実直なヴァイオリンの演奏。

かと言って、四角四面な演奏ではなく、曲に対して真摯な姿勢が音に現れている印象。聴いてて疲れる要素がない。

現代現役のヴァイオリニストとは結構異なり、無駄なエッジを効かせない響きがまた心地よし。

自分の知らない演奏を、このような再発の形で触れる機会をもらえるというのは、実にいい時代にクラシック好きになったものだと巡り合わせの良さに感謝する次第。

ロット:交響曲第1番&管弦楽のための組曲 / ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2012 CD-DA)

1曲の交響曲を遺し、25歳でこの世を去った作曲家。

どんなものなのかと、ヤルヴィ指揮と言うこともあって買ってあったのだけれども、なかなか順番が回ってこなかった。ようやく聴く。

カッコ良かったような気がするのだけれども、結局寝てた。