音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シャンバラ / SHAMBARA (1989 FLAC)

ええと。

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SHAMBARAのシャンバラ

買いました。オークションサイトでは状態の良いものなら9,000円台でも取引されるこのアルバムを、フリマサイトで2,000円台で購入。

ディスクの状態は正直イマイチだったので(それを承知の上で購入した)、問答無用でまずはリッピング。その音源を再生。問題なく再生出来ました。

さて、中身は。

うわぁ。バブル。バブルの香りがするよ。何もかもがバブルだよ。

で、ボーカルアルバムとしてこれがよく出来ているんだ。国分友里恵と秋元薫のツインボーカルが気持ちよくキマるメロディと演奏。キマりすぎるから、バブルなんだな。

いいアルバムですよ、これ。CASIOPEA残留組サイドが待ったをかけたと言う都市伝説もこれなら納得が行ってしまう。ここまで当時としての完成度の高いポップアルバムを作ってくるとは思わなかったのではないかと。

自分の感覚と時代をこの1989年代に巻き戻して聴けば、ほら、そこはもう、あの浮かれた雰囲気にきれいに飲み込まれる空間が現われて。

このアナログ盤がリリースされるらしいけれども、CDもリマスタ盤を出しましょうよ。当時よりも今の方が、このポップミュージックを受け入れられるキャパがありますって。

バブルだけど。

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写真にもどことなくバブリーな空気が

SHAMBARA-シャンバラ-

EXPO / TMN (1991 FLAC)

本日の朝一に。

前回は2年ぶりに、今回は3年ぶりに聴いた。

今聴いてもよく「煮詰めた」アルバムだと思うのですよ。TMがここまで来てしまった感がある作品。そりゃぁ、このようなものを作ってしまえば、あとはもう解散しかないですよね、と。

キネもウツもそれなりに存在感を出しているのだけれども、これは完全に小室哲哉のアイディアアルバム。テっちゃんがやりたかったことを全部詰め込んで煮詰めて、提示して、そしてはいサヨウナラ。

少なくともTMの入口で聴くアルバムではないな。出口として聴くアルバム。

EXPO

TAKANAKA ALL TIME SUPER BEST / 高中正義 (2021 SHM-CD)

真剣に高中正義を聴くのは実はこれが初めてではないかと。

まだ全部聴き通せたわけではないけれども、トロピカル&リゾート感溢れるサウンドメイキングが素敵ね。

こう言うサウンドも聴けるようになってきました。軽やかなのだけれども、軽くはない感じの、この絶妙なバランス感。素敵です。

TAKANAKA ALL TIME SUPER BEST (CD3枚組)(DVD付)(特典:なし)

Viva La Revolution / Dragon Ash (1999 FLAC)

通勤の往路に。

kjのトラックメイキングの腕は、実はかなりのものがあったのではないかと、近頃このアルバムを聴く度にとみに思うようになってきた。20年以上鑑賞に堪えるトラックなのだもの。

これだけの時間が経過しても、実にオーソドックス。当時は結構尖ったトラックだと思っていたはずなのに。風化しないトラックだよ、これは。

Viva La Revolution