音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ray (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel (1999/2022 96/24)

L'Arc~en~Cielリマスタ再発ハイレゾ版を聴く、その3。

いきなり1曲目からベースがグイグイと張り出して、痛快にロックしているアルバムがさらにロックになっている。

全体を通して聴いても低域の力強さが目立ち、それがバンドとしてのグラマラスな雰囲気をより一層引き出すことに成功しているのではないかと。

生まれ変わりのリマスタですよ、本当に。ここまで「こりゃ無いな」と感じるシーンが一切ない。

ray

HEART (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel (1998/2022 96/24)

L'Arc~en~Cielリマスタ再発ハイレゾ版を聴く、その2。

あれだけ残念な音質だったこのアルバムが、なんともまぁ、音場が豊かになり、楽器の見え方もスッキリとした、とてもロックでポップでよいアルバムに聞こえますね。

もちろん中身はL'Arc~en~Cielのカタログの中では断トツによい部類に入る作品なのだけれども、そのアルバムとしての美人さが大幅に増しております。

本当にいい作品だと心の底から言えるリマスタだわ。

HEART

True (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel (1996/2022 96/24)

本日解禁、L'Arc~en~Ciel30周年記念アルバムリマスタ発売、そして購入。もちろんハイレゾで。

昨晩は0時の解禁をしっかりと見届けた上で、まずはAmazon Music Unlimitedにてそのリマスタの仕上がり具合を確認。

いや、ぶっ飛びましたね。

マスターから起こしたとのことではあったけれども、リマスタと言うよりは、昔の表現で言うところのリミックスに近い段階まで手が加えられているのではないだろうかという作り。トラックダウンの手前から細心に作業をしたのではないかと。

音の定位が新しくなっていたり、各楽器の存在が明確になっていたり、上物の見通しがよくなっていたり。3時間近くヘッドホンとイヤホンで試聴をした後に、ハイレゾ解禁されたら買おうと前々から考えていた7作品を、一気に購入してしまいました。

そして朝目覚めてはまずこのアルバムをスピーカーでフルで聴いたのですが、いやはや。特にアコースティックギター系やストリングスを加えた楽曲が、大いなる新鮮味を伴って耳に届きましたよ。それ以外の楽曲でも、先に書いたようにミックスの真新しさや、鮮度を増した音作りを堪能することが出来ました。

今回のリマスタ劇は相当に大当たりではないかと思いますよ。はい。

引き続き、購入したアルバムを聴いていきます。本日はひたすらL'Arc~en~Ciel攻め。

True

The Stranger / Billy Joel (1977/2012 88.2/24)

なんとなく聴いてみた。昨晩から妙に洋楽づいているな。

染みるアルバムですよ。数年前にそれに気がついた後も、ろくすっぽ再生していなかった。

一時は自分の中で不当に貶めていた作品なのだけれども、やはりそこは年齢を重ねるとともに、染みるキャパシティが広がってくるということなのだろうな。

ストレンジャー(期間生産限定盤)

Crush / Lettuce (2015 Spotify)

今度はファンクのプレイリストを飛ばし飛ばし聴いていたのですが、ガツンと来るものがありまして。これがそのLettuce(レタス)。

知らないと言うことは恐ろしい。ソウ・ライヴのメンバーを含む、ブラス・ファンクバンドでしたよ。Spotifyの再生回数を見る限り、その筋では相当に有名なバンドである模様。

ソウ・ライヴのお洒落なサウンドを期待すると、確実に(私的に)良い方に裏切られますね。もう、コテコテ濃厚なブラス・ファンク。ブラスセクションがこれでもかこれでもかと唸りを上げる。実に痛快な1時間弱でありました。

これはたまらなく音源が欲しくなったので、諸々漁って、TSUTAYAディスカスにて発見。借りますとも。これは通勤用ファンクだな。とにかくアガる。

Crush

Pinky's Blues / Sue Foley (2021 Amazon Music Unlimited 96/24)

Spotifyのブルーズジャンルで、何か面白そうなアルバムはないかと探していたのですよ。

そうしましたところ、このジャケ写、ピンクのジャケットに革パン、ピンクのギターを勇ましく握り、ドスを効かせた視線の妙齢の女性が私の心をつかみましたね。そう言う時、大抵は当たりくじを引くんですよ。

早速聴き始めたところ、わーお、ブルーズギターのど真ん中。今度は私の心を射抜きましたね。音も滅茶苦茶良い。慌ててAmazon Music Unlimitedから再生。

ボリュームをガッと上げて、そのギターを堪能。1曲目のインスト曲が終わったと思ったら、今度はイカしたドライヴ感あるボーカルが飛び出すじゃありませんか。この女性がこのギターとボーカルを演出しているのか。

今はよい時代なので、すぐにWebで正体を検索。スー・フォーリー。ギタリスト兼ボーカリスト。もうベテラン中のベテランなのですね。テキサスで若い頃に名を馳せて、今は故郷カナダに戻って…え、カナダでこのサウンドですか!?

いや、あのその、カナダ産音楽のそのクオリティの高さは知るとはなしに知っていたつもりではあったのですが、まさかこんなストレートなブルーズまでとは。

一気に最後まで聴いてしまいましたよ。のせるナンバーからじっくりと聴かせるナンバーまで、そのレンジの広さも魅力的。この存在を今の今まで知らなかったとはね。

音楽なるものはタイミングよくディグることの出来た時には、本当にいい巡り合わせを引くものでして。

しかし、まぁ、格好いいな、これ。

Pinky's Blues