音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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「あなたのマイ・ベスト・ハイレゾ2022」に投稿文が掲載されました

e-onkyo毎年恒例の企画「あなたのマイ・ベスト・ハイレゾ2022」に投稿の拙文が掲載されました。

www.e-onkyo.com

今回は、

・BADモード / 宇多田ヒカル
・KISS (Remastered 2022) / L'Arc~en~Ciel
・Sibelius / Oslo Philharmonic Orchestra, Klaus Mäkelä

の「くにはる」名義の3本です。

どうぞよしなに。

METAL GALAXY -JAPAN Complete Edition- / BABYMETAL (2019 44.1/16)

本日の朝一に。

どれだけ強めの音楽で一日を開いても、どうも日中にバイオリズムが下がりがちですな。

そんなこんなの私の一週間最終日であります。今日をこなせば月初の3連休。やることたくさん、楽しそうなことたくさん。これで2月をアゲた状態で迎えたい。

METAL GALAXY (初回生産限定盤 Japan Complete Edition) (DVD 付)

氷川きよし オリジナル・コレクション Vol.01 ~演歌&歌謡曲の世界~ / 氷川きよし (2022 44.1/16)

氷川きよしのオリジナルセレクション。3枚組が3セット。このようなコンパイルが出ているとは知らなかった。慌てて音源をまとめてお借り上げしましたよ。

Vol.01は演歌&歌謡曲、Vol.02は時代物&音頭、Vol.03はロック&ポップス&バラード。濃いよ、濃すぎるよ。全部で9枚、本当に聴き通すことが出来るのか、少し後悔しております。

まずはVol.1のDisc1と2を聴きました。

しかしよい声だなと。聴き惚れる。演歌界における七色の声の持ち主だと改めて。とにかく歌の表情が豊富。かといってその芸達者さに溺れていない。一途に歌に専念しているこの世界観。

かと言って、パッと聴いてこの人だ!と分かるほどの強烈な歌声を持った人ではないのだよね。演歌&歌謡曲歌手として非常に素直な歌声。だからこそ楽曲の幅を手広くカバーでき、その多彩さをもって聴き手の耳を引きつける。それこそが武器。

このジャンルは楽曲の作りがある程度固定、形式化されているのだけれども、それだからこその歌い手の独自性が求められる世界でもあり。氷川きよしが持つ真っ直ぐな声の張りと艶は、個性だけではない、演歌の新しい世界を確立させたかのようも思えてくる。

そう考えてみると、氷川きよし以降に現れた「若手」とされた演歌歌手に、アクの少ない健全な声の持ち主が数多かったことも、氷川きよしの影響力の強さを物語っているのではないかと。それらの歌手はデビュー後の生き残りをかけた模索が大変だったことは、ここ10年ほどで実感させられることでもあり。

その点、氷川きよしにおいては模索ではなく、拡張といった表現がふさわしいのだよね。歌手道をとにかくブレなく突き進んで、数多の曲を巻き込んでブランドをしっかりと確立させていった。まさにこの世界における看板に成長しきったのだろうと。

どうやらその過程、広さを楽しめるコンパイルになっていそうですよ。Disc3も今晩中に聴いてしまおうかな。

氷川きよし オリジナル・コレクションVol.01~演歌&歌謡曲の世界~〔期間限定生産〕

Hiromi Go ALL TIME BEST BOX [Disc 4] / 郷ひろみ (2022 44.1/16)

めくるめく豪華絢爛な郷ひろみワールド、そのDisc4を聴きました。

このディスクは大幅にキャラクターチェンジ、そしてその固定を図りに来ているピリオドではないかと。「GOLDFINGER '99」の成功に気を良くしてなのか、相当にノッている郷ひろみを味わうことが出来ますね。近年の氏のイメージはこの辺りでほぼ定着しているといっても過言ではないかと。

大人としてのイメージ、アダルトな郷ひろみ像はバラード三部作などである程度確立されたという自信を持ってしてなのか、それらを全て踏み台にして相当にかっ飛んでます。チークタイムまでをも網羅した完璧なるパリピ像ではないかと。とにかく全力で聴き手を食いにかかってます。

思い起こせば出自は筋金入りのアイドルなのですよ。それを決して亡き者にしない、サービス精神の塊のようなプロフェッショナルな姿がここにはあります。ここは大人のアイドルとしての再デビューにあたる時期だったのでないかとも思えてくるほど。

「何をやっているんだろう、この人は」と呆れたり失笑するのは簡単なこと。いやいや、そうではないのです。この歳になってもここまでハジけることが出来ることに感心させられるべきなのだとようやく気がつきましたね。

ミディアムスローの曲を聴かせる力はもう十分に証明されている、シンガーとしての力を見せつけることに成功しているのです。あとは遊び心を発揮することに専念するのも当然の流れだったのではないかとも気付かされました。

ここまでキャリアを重ねながらもまだまだ充実期を継続、拡張させていることの素晴らしさ。この5枚組、聴き所があり過ぎて困りますね。飽きを感じさせないまま、残り1枚までやって来ましたよ。

Hiromi Go ALL TIME BEST BOX (完全生産限定盤) (特典なし)

BACK BEATs #30th Anniversary~SPARKLE~ / 大黒摩季 (2022 44.1/16)

Disc 2、DJ KOOによる30分ノンストップメガミックスを朝一に聴く。

朝からアガり過ぎるでしょう、これは。これでもかこれでもかとたたみかける曲の繋ぎ。見事なサービス精神。「Maki meets avex」と言った感がお腹いっぱいにさせられる。大黒摩季の楽曲がこの手のノンストップ物にアジャスト出来ることに驚いてみた。

まぁ、この辺はDJ KOOの名はダテじゃないといったところなのでしょう。

少し落ち気味だったバイタリティに活が入りました。今日も地味な仕事に専念しよう。うむ。

30周年記念アルバム『BACK BEATs #30th Anniversary~SPARKLE~』 STANDARD盤 [3CD+1DVD]