2011-12-24から1日間の記事一覧
久しぶりに聴いた。いやー、渋い。宇崎竜童がいい仕事してますよ。昭和の松竹映画の任侠物でも見ているような錯覚に陥る。「2011撰」には入らなかったけれども、結構いい感じに肉薄しているアルバム。
チープなトラックにチープなボーカル。完璧じゃないか。下手打ってバラードに逃げることもなく、ひたすらアップテンポな打ち込みトラック。かわいいといえばかわいいかもしれないボーカル。もうおっさんはお腹一杯ですよ。
大阪釜ヶ崎を舞台にした長編小説。まぁ、なんといいますかずいぶんあっさりとしたストーリーだなぁという感想か。深く掘り下げられるポイントがあちこちにあるのに、結局は過去の出来事をなぞっただけのストーリーかなぁと思った次第。
うーん。悪くはないのだけれども、心に引っかかる要素も少ないんだよなぁ。もっとエッジの効いた曲が書ける人たちだとは思うんだけれども。
じっくりと聴かせるアルバムになっているじゃないか。これだけ聴いてもなかなか飽きがこないというのも大したものだ。
何度聴いても音の良さに聞き惚れてしまう。おかげで楽曲の魅力も三割増し。録音がいいアルバムは本当に気持ちがよい。
メリークリスマス!