2012-02-09から1日間の記事一覧
さすがに3連チャンは自分でもげんなりする。もうそんなに若くはない。
面影ラッキーホールを聴き出すと、なぜか止まらなくなる。つまるところの僕にとっての音楽のどん詰まりなわけだな。
ホーンセクションを持った生バンドというのはある意味贅沢ではなかろうか。これが生バンドでなかったら途端にチープになってしまう。面影ラッキーホールは陳腐な日常の世界を歌うけれども音は陳腐じゃない。
日本には鬼束ちひろがいる。
キャロル・キングと比較すると小粒な印象は否めないけれども、聴きごたえのあるスモーキーなボーカルはそれだけで説得力を持つ。
キャロルの柔らかい声とちょっとトガったピアノ演奏が心地よい。名盤は名盤たるべくしてある。
ラテンオーケストラ物として割り切ればそれなりに楽しめる。
うーん、やっぱり物足りない。アグレッシブさはあるけれども美しさに欠けるのが瑕。
森見登美彦お得意の京都を舞台にしたちょっと不思議なファンタジー作品。連作短編形式になっていて各話の登場人物が微妙にリンクしていくところが個人的にはツボ。宵山の祭りを舞台に様々な登場人物が馬鹿馬鹿しい話から、ちょっと泣かせる話まで物語を紡ぎ…