2012-03-29から1日間の記事一覧
宮本浩次のどこまでも男臭さを貫き通す姿勢が、たまに心に突き刺さる。
耳が集中するフォーカスが次々と変わる不思議なユニット。今日は田淵ひさ子のギターを中心に聴いてみた。儚げなのだけれども、しっかりとした存在感があるギター。この人も結構器用な人だ。
全体的にミディアム気味で、勢いというよりはバンアパならではのアンサンブルを聴かせようとしている。結構、集中して聴ける一枚。
『JPN』に骨抜きにされた身からすると、このアルバムは妙にウェットな感じがしてしまう。非常に日本的なメロディとサウンドというか。テクノにも温度という物は確かにある。