2012-06-06から1日間の記事一覧
iTunesのX行から逆トグルで検索していたら見つけたもので。ちょっとエスニックムード漂うユーロビートを歌わせたらピカ一のジャパニーズユニットだった。路線があたると鉱脈も拡がって何かと有利なのではないかと。
とち狂って聴いてみた。歌謡曲とスラッシュとメタルをうまく一つの鍋に収めた一枚。そりゃぁ、歌謡曲要素が入った時点で名盤になってしまうでしょうて。一枚聴ききるとお腹一杯になってしまうけれども、その価値はあるのではないかと。
LPという器の時間制限がちょうどよいと思わせるプログレッシブロック。この流れで70分も演奏されたら正直なところきついでしょ。プログレと八百長試合というのはどこか共通点があるように思える。
基本的にスピッツは地味なバンドだと思っているけれども、その中でも特に地味なアルバムになっていると思う。気がついたら聴き終わっている、とでもいいますか。逆にそれが個人的な気持ちの良さにつながっているのだけれども。
この時期の電気グルーヴは本当に聴きごたえがある。ギャグも冴えているし、テンポもよろしいし。なかなか飽きないアルバム。