何かべったべたなものを聴こうと思って再生し始めたのだが、ちょっと胸焼け。そうしょっちゅう聴く音楽ではないよな。ヒット曲ばかりで隙間がない、というちょっとした贅沢。

当時のレコーディング技術による限界による影響もあるかもしれないけれども、とにかくソリッド。そもそも4人8本の手＋足だけで演奏しているのだから、余計なものは一切入り込まないという意味ではある種の純度を保津事が出来ているのだろうな。一度でいいか…

チャート番組を毎週聴いていると、TOP3は女性アイドルグループかジャニーズか韓流かの3択であることが結構多い。非常にイケていない。それ以下のチャートの方がよほどスリリング。などと思いつつ再生したのがこの一枚。女性アイドルグループだろうとも、その…

ある意味特徴の薄いバンドのような気がしないでもないけれども、これはこれで悪くはない。ただ、ヘビィに走るのか、メロディアスに走るのか、その方向性が微妙に見えてこないのが残念。ギターの音なんかは結構ゴリゴリしていて好みなのだけれども。

ポップスの王道というのは、こういうことを言うのではないかと。若さ故の尖った感性から進化して、脂が乗りきる頃に純粋なポップスを追求するに至るその流れ。今ではじっくりと熟成をしている山下達郎だけれども、その人に歴史ありという言葉がまさにぴった…