音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2014-04-15から1日間の記事一覧

CROWDED COLORS / 本田雅人 (2003)

なぜか未聴だった作品。目についたのでかごに放り込んだ。うーん。なんか全体的に軽いというか、EWIの音が目立っているような気がしたのは、あくまでも気のせいだろうか。曲も本田雅人節のキメキメの曲ではなく、軽快なインストを余力で書いてみました、と言…

其ノ群青 / MOGA THE \5 (2006)

パンクバンドが考えすぎるとこういうことになってしまうんだよなぁ、という一例を見た気がする。『未完全論』辺りの初期衝動と勢いが美味く噛み合ったアルバムを作ってしまった以上、それから先は物事を考えざるを得なかったんだろうな。このCDを見つけたと…

青空百景 / Moonriders (1987/2006)

ううむ。これはかなり無理をしているように感じられるアルバムなのだが、そうでもないらしい。それでも聴いている方からすると、折檻されて疲弊しきった男たちに、鞭打ちながら「笑え」と命じているような雰囲気が漂ってくるのだよな。笑っても打たれる、笑…

桜 / ZABADAK (1993)

いまだZABADAKに棚を割いているあたり、新宿TSUTAYAの懐の深さを教えられたような気がする。ということで、ずっと聴きたかったアルバムをレンタル。ZABADAKにしてはとっちらかった感がなく、何か一本の芯が通ったような作品に仕上がっていると思う。このユニ…

Yes,We Love butchers~Tribute to bloodthirsty butchers~Night Walking / V.A. (2014)

全く揺らぐことのないブッチャーズ愛の塊。オリジナルをいかに消化して昇華させるかということに、全身全霊で頭を捻って生み出したアレンジたちが並ぶ。そして同時に、ブッチャーズがいかに切ないメロディを書くことに長けていたかを今さらになって証明する…

neue welt / dip (2014)

うーん。ヤマジはもうあっちの人になってしまったか…。ギターをギャンギャン鳴らしながら、メロディアスな曲を歌うバンドではなくなってしまったのだな。これがdipの進化なら仕方がない。自分との接点がもうなくなってしまった、ということだ。音楽にはそう…

tutumikko / 太田裕美 (2014)

さてはてどう評したものか。太田裕美が筒美京平楽曲をカバーするというその気概は認めても構わないと思う。むしろ筋の通ったコンセプトだろうと。しかし出てきた音楽は、随分とこの声質とは合わない、ちょっとうるさめのバンドサウンドに近い物だった。この…

BLOND SAURUS / REBECCA (1994)

新宿のTSUTAYAは魔界だった…。悪の巣窟。CDレンタルの3フロアのうち、1時間半かけて回ったのは2フロアだけだった。アニソンフロアにまで足を運ぶ体力がなかった。何と言う品揃え。本当に目が回るかと思った。とは言え、昔ほど喜んではいない自分もいる。欲し…

メカクシティレコーズ / じん (2013)

ふと思い立ち、新宿のTSUTAYAに出掛けることに。その往路に。

V-box / まらしぃ (2012)

ひたすら勢いに乗ってプレイしているので、聴いていると不思議な高揚感がある。「ピアノインスト」となるといわゆる癒やし物を想定するかもしれないけれども、ここにあるのは明らかにロックなピアノだ。

Miles Davis Quintet 1965-1968 / Miles Davis Quintet (2004)

TSUTAYAにて、棚からはみ出していた物を発見したので接収。6枚組の大ボリューム。50年代後半のMilesは、ある意味ごくスタンダードなジャズで聴きやすかったのだけれども、この時期はいかがなものかと思い試験的に借りてきた。で、まずはDisc1。Milesほとんど…