音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2014-09-22から1日間の記事一覧

叙景ゼロ番地 / eastern youth (2012)

お前は今まで何を聴いていたのだ!いや、むしろ何も聴いていないか、全然聴いていないかのどちらかだ!と無茶苦茶な言い分でいきなり怒鳴り込まれても言い訳が出来ない状態にある。過去ログを読んでも「迸る男汁」などと書いて適当に誤魔化していたり。本気…

NO ALBUM 無題 / bloodthirsty butchers (2010)

『yamane』あたりからいつの間にかトンネルに入り込んでしまったブッチャーズの、夜明けの作品だったのだな。たまたま自分の心と実次元とがこんがらかっている時期に聴いてしまったものだから、その希望の明るさに気がつくことができなかった。遺作を聴いて…

coup d’Etat / Syrup16g (2002)

歌詞を見ながらじっくり聴いていくと、こんな若造の適当な絶望感に徐々に感化されていくのを実感する。せいぜいが青年の描くありがちな絶望感でしかないものを、なぜ大人になった今になってもプロトコルが一致する?すなわち自分が未だ鍵を持ち続けていると…

The Violet Flame / erasure (2014)

聴いていると確かに大人向けの、それほど重いビートではない音楽を形成しているという印象なのだが、自分がまだもう少し重いビートを聴いていたいからか、erasureの二人がどんどん成熟した大人になってしまう様が、とても寂しく感じられてしまう。やはり大の…

Spark Plug / クレイジーケンバンド (2014)

自分もすっかり丸くなってしまったなぁ、とCKBの新譜を聴きながら一人思う週明け。ちょっと前までなら、BPMの早い、車でかっ飛ばす系の楽曲が好きだったのに、今となってはこのアルバムで言うところの前半に多く見られるメロウさの方が、自分の身体にしっく…

ぼくらの空気公団 / 空気公団 (2010)

しばらくぶりにひもとく。「青い花」が流れた瞬間に、「この4-5年も決して良いと言える年ではなかったな」と思わず後ろ向きになる。この曲は自分の記憶が間違っていなければ、それなりに闊達な頃に聴いていた気がするのだが、振り返ってしまうとブルーな記憶…