音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2019-07-13から1日間の記事一覧

ブルックナー:交響曲第8番 / ヴァント, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2001/2019 SACD)

超大作、ブルックナーの8番を。一楽章ごとにじっくりと腰を据えて聴く。確かに明確なメロディはない。果てなく広い湖の淵に立ち、風がいたずらする波を眺めているかのような感覚。それは場面転換と楽器の構成で作り上げられる幻想のようなものであり、それで…

newave / coaltar of the deepers (2002 FLAC)

何となく聴いた。意外といいアルバムだった。そう言えばその昔、大好きだった。

Neo Yankees' Holiday [Remaster] / Fishmans (1993/2016 ハイレゾ 96/24)

「そう、つまらないのさー」Neo Yankees' Holiday 【Hi-Res】

Thriller / Michael Jackson (1982/2013 ハイレゾ DSD64)

普段なら家では絶対にやらないことをやった。カッとなった。後悔はしていない。その後に再生。取りあえず聴きながら「ポー!ポー!」と叫んでいた。Thriller 【Hi-Res 176.4/24】

シューマン:交響曲第3番「ライン」 / ヤルヴィ, ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2010 SACD)

朝のクラシック、もう一枚いけた。シューマンを演奏するには軽やかさが欠かせないと前々から思っているのであります。その意味でこの演奏は合格点以上の満足度。ドイツ・カンマーフィルならではの機動力の高さと、ヤルヴィならではの見通しのよい解釈とが、…

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 / リヒテル, ロヴィツキ, ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 (1959/2019 SACD)

おもちゃ箱をの中身を引っかき回すだけ引っかき回して、結局遊ばないよ、的な作品。と、勝手に解釈している。ショスタコーヴィチまでは難解にならず、マーラーほど重くはなく、その中間点ほどで適度に音遊び的な音楽を作るユニークな作曲家が、このプロコフ…

J.S.Bach:Toccaten und Fugen fur Orgel / Ton Koopman (1984/2017 CD-DA)

9枚組ボックスセット『Bach・Koopman』より。そう言えば「トッカータとフーガ」なんてベタなもの、なかなか聴くこともないな、などと思い聴き始めた。現代のチェンバロの名手でもあり、またオルガニストでもあるコープマンの、流麗かつ重厚なオルガンワーク…

Calling the muse / Bruno Helstroffer (2018 ハイレゾ 96/24)

リュート系の楽器、テオルボによる器楽曲作品集。多弦ならではの音の厚みとアルペジオの美しさが夜の部屋に染み渡る。ブルーノ・ヘルシュトロッファーによる演奏。リュート系の演奏は自分の中ではクラシックとはまた異なる位置づけにある。独特の立ち位置。…