音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2021-06-07から1日間の記事一覧

SONORITE / 山下達郎 (2005 FLAC)

一体私は今までこのアルバムの何を聴いていたのだと、小一時間問い詰められておりました。こんなにまで凄まじい音のテクスチャをしていたアルバムだったのか…。これまではもっともっとイージーに聴いていたよ。

ひとかけらの夏 / 村田和人 (1983/2012 FLAC)

ソングライティングという意味では、実のところ、わりと地味なアルバムではないかと思っています。そこにアレンジの華やかさが乗ることによって、ほどよい爽やかさ加減が生まれていると思った次第。こう言う音楽が聴きたくなるくらいに、身体が熱いのですよ…

あなたになりたかった / 平井堅 (2021 Amazon Music HD)

何人たりとも寄せ付けない、J-POPシンガーとしての矜持と誇りを持って届けられたのではないかと思えるほどの、強靱な歌唱力。ここまで歌詞、言葉を丁寧に伝える、そして伝わるシンガーはそういないと改めて実感させられた。なんだか平井堅は独走態勢の異次元…

新しい果実 / GRAPEVINE (2021 96/24 Amazon Music HD)

圧倒的な音楽の膂力。邦楽ロックで自分がねじ伏せられる体験は久しぶりだ。

靖幸 / 岡村靖幸 (1989/2012 BSCD)

ジム初日。プールから帰宅した後に。とにかく運動後も身体の中で脂肪が燃焼している状態。カプサイシンでも大量に摂取したのではないかのごとく勢いで、身体中が熱い。全然汗が引かないので、Tシャツからタンクトップに着替えて、少しでも空調の恩恵を得るべ…

ORANGE / 電気グルーヴ (1996 FLAC)

日が昇った直後のヘッドホンにての電気グルーヴは、頭の中がシュワシュワはじけるような感覚に包まれるな。相当イッてる朝であります。

チャイコフスキー:交響曲第5番 / パーヴォ・ヤルヴィ, チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 (2020 FLAC)

ドラマティックに朝を迎える。

ブルックナー:交響曲第6番 / ネルソンス, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (2019 192/24)

クラシック音楽。夜中に聴きたくなるのはブルックナーかシベリウスであることが多いような気がしている。両者の持つその抽象性が、独り身の夜が持つ茫漠とした感覚に上手く入り込む、もしくは欠けたピースの中にはまるのかもしれない。また、貴重なる静かな…

white (Remastered 2018) / 井上陽水 (1978/2018 192/24)

感覚の全方位に対して研ぎ巡らされた歌詞の世界観が、図抜けて素晴らしい作品。特にアルバムのリードシングルである頭2曲、大麻所持による服役中に書いたとされるこれらの曲の出来が凄まじく、皮膚の下に入り込み、そこをヒリヒリとえぐるような感性は、井上…