2021-06-07から1日間の記事一覧
一体私は今までこのアルバムの何を聴いていたのだと、小一時間問い詰められておりました。こんなにまで凄まじい音のテクスチャをしていたアルバムだったのか…。これまではもっともっとイージーに聴いていたよ。
ソングライティングという意味では、実のところ、わりと地味なアルバムではないかと思っています。そこにアレンジの華やかさが乗ることによって、ほどよい爽やかさ加減が生まれていると思った次第。こう言う音楽が聴きたくなるくらいに、身体が熱いのですよ…
何人たりとも寄せ付けない、J-POPシンガーとしての矜持と誇りを持って届けられたのではないかと思えるほどの、強靱な歌唱力。ここまで歌詞、言葉を丁寧に伝える、そして伝わるシンガーはそういないと改めて実感させられた。なんだか平井堅は独走態勢の異次元…
圧倒的な音楽の膂力。邦楽ロックで自分がねじ伏せられる体験は久しぶりだ。
ジム初日。プールから帰宅した後に。とにかく運動後も身体の中で脂肪が燃焼している状態。カプサイシンでも大量に摂取したのではないかのごとく勢いで、身体中が熱い。全然汗が引かないので、Tシャツからタンクトップに着替えて、少しでも空調の恩恵を得るべ…
日が昇った直後のヘッドホンにての電気グルーヴは、頭の中がシュワシュワはじけるような感覚に包まれるな。相当イッてる朝であります。
ドラマティックに朝を迎える。
クラシック音楽。夜中に聴きたくなるのはブルックナーかシベリウスであることが多いような気がしている。両者の持つその抽象性が、独り身の夜が持つ茫漠とした感覚に上手く入り込む、もしくは欠けたピースの中にはまるのかもしれない。また、貴重なる静かな…
感覚の全方位に対して研ぎ巡らされた歌詞の世界観が、図抜けて素晴らしい作品。特にアルバムのリードシングルである頭2曲、大麻所持による服役中に書いたとされるこれらの曲の出来が凄まじく、皮膚の下に入り込み、そこをヒリヒリとえぐるような感性は、井上…