2022-11-23から1日間の記事一覧
YOASOBIが持つ楽曲の妙を楽しむにおいて、「夜に駆ける」はやはりその規範的な一例なのだと実感しながら聴いていた。「妙」と言うのは音符を書くことよりも音をプロットすると言った言葉がふさわしいそのメロディの行き来と、先を読むことが難しい展開の複雑…
リリース後に聴いて以降、耳を通せずにいたこのアルバムを。明るさと切なさとが両立しているのが今作の特徴だったのだな。もちろんこのバンド、そしてチバユウスケならではの、デカダンで刺さる楽曲も多数収録されているのだけれども、その体温、質感がこれ…
Fishmansのポリドール三部作は「純度の高いポップス」や「究極のドリーミーポップ」などと形容してもよいのかもしれない。だがそのような簡単な説明で片付けられるほど薄いものでも決してあるまい。音の配置、その純度の高さ。歌詞における世界の純度の高さ…
手元にありながらもまだ聴いていなかったので再生。実は聴くのが怖かった。並んでいる楽曲を見て恐れわなないていた。案の定、いきなり1曲目の「タマシイレボリューション」から、タマシイひん向かれてもぎ取られて改革されるかと思った次第。X JAPANの頃か…
そろそろ街はクリスマス色になってくるのかしら。在宅勤務をしていると街中の雰囲気がよく分からなくなってくるな。出勤のために朝外へ出て、冷たい空気を肌に受けながらイヤホンからクリスマス的な音楽を聴く、などと言うことも今年はなさそうだしね。まぁ…
Disc4を聴いた。そろそろ真面目に何かをメモっておきますかね。今回のこの5枚組ベスト盤は、各ディスク開幕の1曲がその盤の世界観を物語っているところが親切な作りであり、また興味深いことであるな、と。ゴシックな聖歌風のイントロから導き出される耽美な…
TKプロデュース作品ではないけれども、TK音楽を貪りつくしたい時には欠かせない1枚。しかしまぁ、90年代も遠くになりにけり。このアルバムも30年選手になりましたか。とは言えども、自分の中では90年代のJ-POPサウンドは現代2020年代のサウンドとシームレス…
先日少し語るに触れた、PC入力新環境のベーシックな構築が完了しました。ハードウェア的な構築をしてみると、なんだか要塞になってしまいましたよ。まぁ、休日くらいこのような環境の中でインドア生活を送ってもよいのではないかとね。あくまでも音楽がメイ…
同時発売の「a」と併せて立て続けに聴いた。寝起きに居間へ出るとNHKの小室哲哉をフィーチャーした番組が流れていたので、最後まで見通したのだよね。番組内容はもう散々語り尽くされた小室哲哉の音楽家としての過去と、そして未来の小室哲哉像を本人が語る…