やや長文
氷川きよしのオリジナルセレクション。3枚組が3セット。このようなコンパイルが出ているとは知らなかった。慌てて音源をまとめてお借り上げしましたよ。Vol.01は演歌&歌謡曲、Vol.02は時代物&音頭、Vol.03はロック&ポップス&バラード。濃いよ、濃すぎる…
めくるめく豪華絢爛な郷ひろみワールド、そのDisc4を聴きました。このディスクは大幅にキャラクターチェンジ、そしてその固定を図りに来ているピリオドではないかと。「GOLDFINGER '99」の成功に気を良くしてなのか、相当にノッている郷ひろみを味わうことが…
Disc5をようやく聴いた。この多幸感と現役感はどこから現れてくるものなのか。それがこのディスクを聴いて感じたこと。キラキラからギラギラまで、BUCK-TICKのメンバー全員がそこに向かって欠ける要素なく演奏をし歌い上げることに鍵があるのか。初めて聴く…
陰陽座の新譜が出るとは全くもってノーマークだった。前作、2018年リリースのアルバム『覇道明王』をリアルタイム聴いて「これは格好いい!」と叫んだものの、その後再生回数を稼いでいなかったのだよね。最大瞬間風速だけでその後が続かなかった。そう思い…
もう今日は覚悟を決めて行っちゃうよ、朝方の寝落ちをするまで。数年に一回はこの波がやって来る。三大アイドルをハシゴする波が。自分の中で早見優、石川秀美、堀ちえみは『82年組トップに立てなかった「3大アイドル」』なのです。好きだったのです。主に楽…
急に聴きたくなった。自分にとっての痒いところに当然のように手が届くマイライブラリ。メジャー調の早見優楽曲には当時からそれほど惹かれてはなく。小学生時分の私と早見優との出逢いは、その後の快進撃からは異色とも映る「あの頃に もう一度」なので。こ…
このところ自分の枝葉を切り落としていく作業が好きになってきた。生活することも聴くことも作り出すことも、どんどんと削ぎ落としシンプルになっていく。同時に振り返りもまた多くなってきた。それは自分が何か次の局面に入っていることを意味しているよう…
過去にはこのような文章も。 2021年、私は47になった。鈴木慶一がこの作品を作り上げた40と言う歳をいつの間にか通り過ぎていた。SUZUKI白書 / 鈴木慶一 (1991 CD-DA) - 音波の薄皮鈴木慶一がこの作品、私小説作品集を書き上げた年齢からさらに10歳をストッ…
なんだか急に稲垣潤一が聴きたくなりまして。ここしばらくの間、頭の中で「オーシャン・ブルー」が回り出すことが多くなっていたのです。新春カラオケ大会でも「ドラマティック・レイン」を歌ってしまったほどに、急に稲垣潤一の存在感が大きくなってきたの…
圧巻の郷ひろみワールド、5枚組ベストの3枚目。聴かせます、どこまでも聴かせてくれます。この時期はバラード3部作を中心としたアダルトな雰囲気漂う楽曲や、見事な第一線っぷりを世間に再認識させた「GOLDFINGER '99」と言ったエンタテインメント路線まで、…
カレイドスコープ。歌もまた万華鏡。しかしながら、個人的に厳しいことを言えば、これではない。さらに個人的かつ具体的に語るならば、自分が藍井エイルに求めているのはもっともっとヒロイックな楽曲やボーカルなのだ。藍井エイルが声優的歌唱、七色の声で…
とにかく放って置いても名曲である楽曲が並んでおり、それらを歌うだけでも、歌い手の質によっては十分、悪く言えばお腹いっぱいになったりもするもので。本作品においては、歌謡曲もロックもJ-POPもかつてのニューミュージックも、全てにおいて完全にポップ…
この5枚組ベストがTSUTAYAディスカスのラインナップに現れた時には思わず黄色い声を出してしまいましたね。と言うことで、まずはDisc1・2が到着。通して聴きました。一言で表わすならば「これぞ Hiromi Go's Entertainment!」。とにかく聴かせてくれるので…
生身の中島みゆきのコンサートに行くことはついぞ叶わなかったけれども、このような形で大画面・大音量でその歌っている姿を拝見できたのは僥倖ではないかと。大晦日に一年の穢れを落とすため、ダクダクと泣いてこようと思ってはいたのですが、想像以上にこ…
焼酎のお湯割りなどをやりながら、坂本冬美2連チャン。演歌歌手が演歌を歌ってハマらないわけがない。同じ土俵の演歌カヴァーだからこそ。そのことによって冬美ちゃんの歌の味が一層引き立つってなものなので。吹き込まれた曲、歌番組等々、演歌と言うジャン…
Uruの「白日」カヴァーを聴いていたら、このアルバムを再度聴き直してもいい機会なのではと思うに至りSpotifyから再生。頑なにこの音源は手元に置いていなかったのだよね。理由はおそらく過去に書いているだろうけれども、その音作りが苦手だったのだよね。…
このシリーズベスト盤の後半部分を聴く。徳様の「雪の華」が聴きたくなったのだよね。改めて聴き直してみても、一本の芯を通して換骨奪胎を突き詰めたカヴァーであることに感心することしきり。試みへのブレが一切ないのだよね。シンガーがカヴァーアルバム…
ほとんど耳を通していないクラシック作品を。バルトークのピアノ協奏曲集とは、まぁ、これを購入した時の自分は相当に欲しがり欲が強かったのか、取りあえず気になったものは何でも買っておけ、だったのか。今だったら間違っても購入していない。ともあれ中…
このアルバムを聴く度に、受ける印象が変わっている。今日は若干否定的。評価が自分の中で定まってくれない。過去にはここまで褒めているのにな。particleofsound.hatenablog.com以下、完全にお目汚しの文章につき。JUJUのこのお水感と言うのはどこからやっ…
あまり聴き進めることのできていない手持ちのヴァイオリン協奏曲の音源を、と言うことであれこれつまんでみたのだけれども、どうも自分の耳にしっくり来ない。オケが眠いかヴァイオリンの音そのものが自分の好みではない、耳が喜ばないと言った音源ばかりに…
本人が最もそれをよく分かっていたのかもしれない。
ケミストリーが欲しかった。
途中で聴き飽きると予想していたのに、一気に最後まで聴かされてしまった。やはり氷川きよしの看板を背負っている人はダテではない。
いつの間にかリリースされていたよ!知らなかったよ!アンテナ低いよ、自分!直球ど真ん中に剛速球を投げてはストライクを取り、投げられた変化球は余裕綽々でホームランとして打ち返すかのような、サイモン・フィリップスによるジャズ・ロックの単独祭典の…
このアルバムはリリース後しばらく耳を通せていませんでした。それほどまでに現時点での最新アルバム『Frontiers』が自分にとってドストライクだったと言うことでもありますが。久しぶりに聴いてみると、全員が全員、演奏が前のめってますね。とにかく次の音…
ブロムシュテットとゲヴァントハウス管による21世紀のブラームス録音。第1番に引き続いて第2番を。 -+-+-+-+-+-一聴して分かることがある。譜面のエディットや新しい解釈を織り交ぜると言ったそれらの斬新さをあえて取り込まず、譜面のなすがままに音の流れ…
ブロムシュテットが90代になってから録音された、ゲヴァントハウス管とのブラームスを前に、ただただ頭を垂れひれ伏すのみ、の巻。 -+-+-+-+-+-「クラシック好き」程度の人間ではあるので、ブロムシュテットが存命であることも、もう相当な歳であることも知…
嵐が音楽活動において大きな成功を収めた理由をなんとなく考えていた。それを導き出すにはジャニーズユニットの歴史を簡単に振り返るとよいのだろうと。ジャニーズユニットの巨大なる存在感はSMAPの役割が大きな分水嶺になったのは間違いなく。SMAP以前のユ…
冬の未明にこのようなラテンジャズを。今晩はあの後Spotifyでファンクミュージックのプレイリストを聴き漁り、そしてラテン ミュージックのそれへと移行。ラテンジャズのプレイリストを見つけたので再生。数曲聴いた後にクリーンなギターが流れてきて、その…
フランスは新進気鋭のトランペッター、ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリによる、ピアソラ楽曲を中心としたオーケストラアレンジの楽曲集。e-onkyoの今月のセール品を眺めていたら目が止まったのです。この方のジャケット写真は過去に何度か目にして気には止めて…