こんなことを考えた

HDDプレイヤーは重さと値段と容量の重心がいいポジションにある機種がベストで、かつ容量項目には重みを乗せて計算したい次第であったわけだが、以前、RioのMP3対応ポータブルCDプレイヤーを使っていたときには、結局、音源を大量に持ち運べると言うことから、作品に対してがぶりよつに組むことが少なくなってしまったという過去があることを思い出してしまった次第。

ということで、やっぱり5GBのRio Carbonの一人勝ちかと思ったのだが、値段を考えてみると　20GBのiAudioM3の方が遥かに上回る。妹が持っているM3をちょくちょく使わせてもらっているが、リモコンの操作体系さえマスターしてしまえば色んな意味でやたらとポイントが高いことも判明しているわけで。

しかもイコライザでいじれるレンジがこれでもかというほどに最強なわけで、これって、イヤホンを状況によって使い分ける自分にとっては願ってもないことで。室内でオーテクイヤホンを使うときにはレンジをフラットにして、電車内でSONYカナルイヤホンを使うときには若干中域を持ち上げる、もしくは低域を下げるといった、細かな調整ができるというわけで。もちろんカーステレオにつないで使うときには、さらに細かにあれこれいじくってみて、いいポジションを見つけてはプリセットしちゃうとかね。

で、容量。これが大切。20GBでは自分が持ち運びたい音源を全部詰め込むことは到底叶わないわけだけれども、全てを詰め込むという発想ではなく、必要なものだけをパッキングするという考え方が大事なのだと思った。どれだけ愛情を注げるかということだ。

いやいや、それだったら5GBの方が、曲たちによりシビアな競争を強いることになって、自分と音とでキッタハッタの真剣勝負が営めるような気がしないでもないのだが、実はそんなことよりも何よりもFM放送が聴けるか否かというのが、差をつけるポイントとしては非常に高いのだよ、ワトソン君。

そうだよね、兄さん！ そうだよな、アル！ とか、そういう問題じゃないわけで。

あ、先輩！ 別に先輩を無視しているわけじゃなくて、先輩も実際に操作・試聴した上で、僕にとっては兄さんの方に分があると思えるということなんだよ。先輩ご自慢のアレをいじったときの反応は確かに素敵だったんだけども、それはすぐに飽きてしまう類の反応だったんだ。僕が欲しいのはそこじゃないんだよ。ごめんね、先輩。

ああ、物欲物欲物欲物欲物欲物欲物欲物欲。