音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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 Twenty Two / タッキー&翼 (2004)

で、聴きながらそれについてつらつらと考えるという行為に飽きた。飽きたというか、疲れた。疲れたというか、やるせなくなった。やるせなくなったというか、ダレた。ダレたというか、むなしくなった。むなしくなったというか、無力さを感じるようになった。

うん、そうだ。無力、かな。至った先が相変わらずのポジションだったことに苦笑しないでもないが、無力に至った理由を埋めていく、補っていくためにも、やはり言葉の排出を一時的に保留しておくことは決して悪いことではないと思うのだ。

え?そうやって言い聞かせているんじゃないかって?

そうかもしれないけれども、これは、自己検証というものでなくて?

分析に倦んだ結果、そこから転じて「で、自分は何を感じたのか?」という一点を掘り下げようしたことは大きな成長だったとしても、結局、その発信地となっているのは自分なので、対象となっている音源が異なっても、書き手である自分に見えてくるものは全て同じ物でしかなかった、という、トラジディにはまりこんでしまった、と。