ブラームスを聴いていたら、耳の風通りが良くなったような気がしてきたので、ニアフィールド再生にてディーパーズなぞを。しばらくぶりに聴くと、これまたすさまじくトリッキーで聴き飽きないわけで。耳のやや両側にお椀を置いたかのように、ドーム型に音に包み込まれる。
恐ろしいくらいにこの音楽に心を依存させていたときと比較して、自分自身がある程度安定したこともあってか、一時は退屈さまでも感じたようなこともあったけれども、このかっこよさは自分にとっては不変なのかもしれない。今なら素直に音楽として聴き込めるように思える。
聴き込むための音楽としての骨格の太さがあるからことなんだけれども。