腹が減りすぎて帰宅すると、ビールがやたらとまずいので困る。
ディスプレイに向かっているよりも、人と話している時間が多い一日。こういう日の疲れは気分がいい。雨が弱まっている一瞬をついて帰宅してみると、階上に住む一家の主人が階段に腰掛けてホタル族。初めての挨拶を交わしつつ、なんでもない簡単な会話。そんなこんなで一日はうまくまとまるはずが、ビールがマズイのではどうにもならない。適当に肉を焼いて食べては静かな部屋でまったりと。「WALKING IN THE RHYTHM」アウトロに消えゆくピアノの足音に、雨の音が競り負ける夜。