音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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PALM TREES AND POWER LINES / SUGARCULT (2004)

5-8か6-9かってところで、両者を目の前に並べてみたところ、歴史の浅い方に軍配が上がったもので。確かにこうやって音圧を求めるためのBGMにはふさわしいのだよね。音楽とコマーシャリズムってそういうことだと思うんす。

そういうことって、長々と書く必要ないよ。「長々と書く」という行為は、音楽雑誌が定着させたフォーマットであって、掻き立てられた感情をいかにして凝縮させて密度を高めるかということに集約されていて、気づくとそのコアがぼけているということは多々あることなので。そうなってしまうと、主役であるはずの音楽が、いつの間にか文章を補佐する存在になってしまっているわけで。

音楽と文章の関係って面白いよねぇ。自分はごくごく普通の「言葉を使う人」として育てられてきて、で、同じプロトコルを持つ人々とは会話が出来るように育てられてきたのだけれども、音楽を語る時に必要となるプロトコルはなかなか合致する対象がないんだよね。むしろ、同一言語であるはずが意識は合致しないという点では、音楽を語り合うというのは日常会話レベルでしかないという見方も(かなり強引だけど)できないことはないわけで。

だめかなー。んー、ダメだろうなぁ。あの辺とかその辺の人にけちょんけちょんに殺られそうだ。