音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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リード!リード!!リード!!! / 金聖響&シエナ (2006)

「よくこんな曲演奏できたよなぁ…」などと思いながら聴く。今さらながら、吹奏楽のかっこよさに惚れる。いや、今だからなんとなく理解できるってことなのかな。「ご冥福をお祈りします」という言葉が似合わないくらい、ライブにかっこいい曲ばかりだ…。この歯切れの良さとドラマがリードの魅力なんですか?(多分、魅力の一端くらいではあると思う)

録音状態は、正直期待外れ。「悪い」というわけではないけれども、もう少し深い方向に音域をかせぐというか、ダイナミックレンジをフルに生かし切る方法はあったんじゃないかなと思った次第。今日日の録音であれば、ホール音響の持つ深さの何かしらは擬似的に再現できるんだけれどもな。それはSACDのマルチチャンネルでどうぞ、ってことなのかなぁ…。

耳が慣れてくれば、それほど違和感は感じないのだけれども。音に色気を持たせて、かつ歯切れがメチャクチャ良いスピーカーならば、気持ちよく聴けるのかな?

ちなみにCCCDではありませんでした>私信