おおう。おう。おう。
particleofsoundはその可聴域にかすかに訴えかける波音のように喘ぐ。すべては静かな北の寒空に飲まれて消えてしまうことを意識しての反応なのだろうか。喉元を始点としたその波は淡い常夜灯が作り出す影の向こうに消える足にまで続く。
とかなんとかな感じで、今さらにNARASAKIのエロさを肌に感じている次第。ライブではむしろ攻撃的なほどに思えたのだけれどもな。ギターを持たないNARASAKIという意外性も含め、異国の肌に接するような畏れというか、今、この瞬間になってようやくここ(もちろん親指で自分の胸を差す)にしみる。だからcoaltar of the deepersは侮れない。