音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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チャイム / 斉藤由貴 (1986)

こういうCDを20年選手のCDプレイヤーにてアナログ出力にまかせて再生し、音を堪能すると見せかけつつ、なんか適当な駄文を書いてみたり発泡酒をあおってみたり、時折今日の反省に没頭したり、iPodの使い分けを適当に考えてみたり、新しいCDラック兼本棚についての妥協案を模索してみたり、お手洗いに立ってみたり、そして「うおー、この曲は大好きすぎる!俺の中学生時代よカンバック」とか叫んだ自分を蔑むとか、石ころみたいな存在の人間であっても案外と考えることは多いんだなぁ、と。

そういえば、

今朝のこと。昨シーズンに咲くままに任せていたチューリップの球根が芽を出していたことに気がつき、なんとなく水をやり、そして一年前の自分に苦笑してみたりしたりという、なんかそんなこんなでありまして、おお、斉藤由貴さんも「なんとかなる大丈夫」とか歌っておりましてよ。

なんとかしてみたいなぁ…んー、するかぁ…、と、その後にあるトラップは一進一退という名の難儀なものであっても、一進に踏み込む力すら失っていた数ヶ月前の自分に比較してみれば、今日のそれは案外三歩くらいは進んでいるのではないかと思ってみたりもするのであります。その後に何歩下がろうがそれは問題ではなく、進んだという事実とそしてそれを自分に無理矢理にでも言い聞かせてすり込ませることが大切だったりもして。

おお。薄皮ってそういう存在だったのか(そうです)。