音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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早い話がその件

http://d.hatena.ne.jp/torin/20080412/1207975733
事実その通りなのだからオーディオは面白い。

お師匠様所有のゴールドムンド製ユニバーサルプレイヤーの中身を見せてもらったことがあるけれども、ここに書かれていることは普通に事実なのだから余計にタチが悪い。師匠様も苦笑しながらそれを見せてくれたし。何やら調子が悪いとか言いつつぱかっと天板を開いては、ちょこちょこっと直しておりました。オーディオは決して神棚の飾り物ではないのだな、などと思った次第。

で、そのプレイヤーから出力されるスクリーンセーバーにはもろにPioneerというロゴが走るのも結構愉快。しかもSACD出力周りは完全にPioneer製ということで、音質(音の傾向)はP社のそれと同じだという話もしてもらったり。

オーディオはバッジとチューニングにお金がかかっているもの。「そういう趣味の世界」だよなぁ、と。キャラクターのライセンスに対してお金を払うようなものかと。

オーディオにはオカルト的要素が多分にあると思われているけれども、そう表現するよりはむしろ予想外の相乗効果が発生するという科学の神秘のカタログのようなものであるかと。メートルあたり数千円するケーブルよりも300円程度で売られているケーブルで接続した方が「自分の好みにあう音になることもある」と受け入れられないとやっていけない世界なのだってことも師匠に教えてもらったことの一つ。

ん?神秘?ってことはやっぱりオカルト…か?ふがふふ。

この値段の乗せ方をみるに、腕に覚えのある人ならば一旗揚げることもできる世界ってことか。あ、師匠様に作ってもらったスピーカーもそれを証明しているわけかぁ…。内部のケーブルをちょこっといじるだけで、劇的に音が変わってしまうそんな恐ろしい世界。

って、せっかく先月頭に諸々チューニングしてもらったオーディオシステムを堪能できる時間が全くないということに微妙な悔しさをおぼえてみたり。仙台に戻ったら師匠様のシステムをまた堪能させてもらい、それから自分の耳を元に戻していくことにしよう。イヤホン&iPodの環境でばかり音楽を聴いていると、何やら気が狂いそうになってくるよ。