音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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everywhere / 坂本真綾 (2010)

しかし30曲を聴き通すというのも結構なボリュームだな。

良くも悪くも真綾はアルバムアーティストだったんだなということを実感させられるコンパイルになっていると思う。またアルバムを引っ張り出したくなるという意味では、非常にいいベスト盤じゃないかと。SHM-CDの効果なのか、音の粒立ちも気持ち良く仕上がっているし、真綾を再発見するには十分な作品に。恐らくヘビーローテーションにはならないだろうけれども(やはり曲数が多すぎる)、何か真綾を聴きたくなったときに重くならずに聴ける内容になっているのでは。坂本真綾の15年はたっぷり詰まっているよ。