2012-02-28 ばらばら死体の夜 / 桜庭一樹 (2011) 人生に疲れてしまった男女の織りなす、気怠い殺人に至る物語。桜庭一樹ならではの擬音を用いた文体も効果的で、読んでいるこちらまでどんよりとした気分に陥ってしまった。解の見出せない物語を読まされたような気分。いや、読了感はしっかりとありますよ。