音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ぱみゅぱみゅレボリューション / きゃりーぱみゅぱみゅ (2012)

期待に違わず、頭の3曲を聴いた時点で脳内メルトダウン開始。これがそんじょそこらのアイドルの作品だったら、作品に統一性はなくいわゆる「バラエティ豊かな」楽曲が並ぶのだろうけれども、そこは中田ヤスタカのサウンドで統一されているから雑多感はない。

とりあえずこれは21世紀型の「みんなのうた」ではないかと。子どもが思わず歌い出しそうな曲ばかり。相当に反則技な一枚だ。ボーカルにもエフェクトは掛けずにストレートに勝負している一方で、ヤスタカの音は比較的絞り混み気味に作られている。他のヤスタカワークスに比較して個人的な中毒性はなさそうだけれども、下手をすると時代の名盤になりそうな予感。時代の徒花というやつか。