音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Best of GRAPEVINE 1997-2012 / GRAPEVINE (2012)

あぁ。やっぱり音楽はまともな体調の時に聴かないとダメだ。昨日聴いたときには「鬱々としたベスト盤だなぁ」と思っていたのだけれども、体調を改めて聴いてみれば非常によく出来た、「入口としてのベスト盤」として完成していると思った次第。これを聴くことで、収録されているオリジナルアルバムを再度聴き返してみたいと言う気分にさせられる。このバンドが持つ不思議な陰影をうまくまとめ上げたベスト盤ではないかと。派手さはないのだけれどもどこか人の心をざわつかせるバンドとして、自分の中では信頼を置いている存在なので、それなりのコンパイルになっていないと納得はしないだろうけれども、1枚目を聴いただけでも十分にそれは達成されているように思えるのだ。なんか何を書いているのかわけがわからなくなってきた。