名前は目にしたことがあるけれども、音源は一度も聴いたことがなかった集団の作品を図書館にて発見。図書館は侮れない。
しかし見事な猥雑感。それでいて全くぶれない力強い演奏と幅の利かせ方。ちんどん屋が大挙して襲撃してくるような感覚で聴いた。楽曲としてのカラーを見えにくくしている曲から、とことんキャッチーに攻め立てる曲まで取りそろえて、単体の長尺さを意識させない構造になっている。これがメジャーレーベル(avex io)から発売されているというのも、また一つのカオスの欠片だな。他の作品にも手を出してみたいけれども、とりあえずはこの作品を聴き込んでからにしてみようかと。