定時後にふとGLAYを聴きたくなったのだが、聴いてみるとこれがまた激烈に風化している。恐ろしいくらいに過去の音源としか思えないのだ。演奏に整合性がない、ボーカルに煌めきがない、ミックスがダマになっている。あぁ、経年変化のなんと恐ろしいものよ、などと思いつつL'Arc〜en〜Cielにチェンジ。
うん。近年のラルクはアレンジ過剰の薄味メロディに成り下がっている事実はあるのだけれども、ベスト盤を聴いてみても過去の曲が風化していない。十分に美しい。ボーカルと演奏とアレンジとが強固にかみ合っている。聴いていて純粋にワクワクするのだよな。
となるとやはり今後が気になる。各々ソロ活動に力を入れるようになってから、バンドは息抜きの場になっているような気もしないでもない。もっともっとバンドに力を注いではくれないものか、などと思いつつ。