そろそろベスト盤が出てもいい頃合いではないかと思っていた矢先でのリリース。ありがたい。それでも一つ懸念していたのは、このバンドは楽曲の当たり外れが結構大きいので、どの程度当たりの作品が収録されるだろうか、などと考えていたけれども。
いい。
これは当たりだ。ソイルの疾走サイドの楽曲がこれでもかと詰め込まれた78分。それだけでも相当な尺なのに、これを一気に聴かせてしまう。このバンドは統一感のない混沌に魅力があると思っているので、その路線を凝縮させているところに相当な好感度を得た次第。いいアイテムだ。