音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Handel:Messiah (Dublin version, 1742) John Butt / Dunedin Consort & Players (2006)

SACDラボで紹介されていたことと、Amazonマーケットプレイスでの価格が安かった(1,500円!)ので迷わず発注。

ヘンデルの「メサイヤ」はハイライト盤を持っている。全曲を通して聴くのは初めて。2枚組ということもあってか、相当にヘビーだろうと思いつつ再生してみると、これが一気に聴ける。弦を中心とした小編成と合唱が非常に美しく記録されている。1曲1曲の尺がコンパクトなのも聴きやすい要因なのだろう。

それにしてもSACDは空間を引き出すのが上手い。このディスクでは特に合唱曲の声の抜けと残響が美しい。日本ではほとんど知られていないディスクらしいけれども、これからのシーズン、手元に1枚あると何かと重宝するディスクなのでは。良い買い物をした。