音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Handel:Messiah (Dublin version, 1742) John Butt / Dunedin Consort & Players (2006)

アルコールに対するガソリンですとも。

聴いているうちにカタルシスが得られる瞬間、ある種の浪花節なタイミングというものがよく見えるようになっていて、気がつくと拳を握って振り上げている自分がいる。クラシックほど燃えるのかもしれない。合唱曲のカタルシスと言ったらない。クリスチャンでなくともこの時期に向けた宗教曲というものは、どこか静謐な気分にさせられる。それが「holy」というものなのか。