一方こちらは「ループからの脱出」といった邦題でもつきそうな作品。前半は勢いに乗って進むのだけれども、後半になってくると段々と「メロディのはっきりしたジャズ」風味にシフトチェンジしていく。後にMichael Breckerがソロ作でカバーした「African Skies」が入っている辺りが、それを象徴しているような印象。『Return of The Brecker Brothers』に比較するとやや大人しいように感じられるが、その分各人のソロをじっくりと堪能出来るような仕上がりになっている。
ライブラリに良いアルバムが2枚入りました。うん。