音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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D404ME / 中森明菜 (1985/2014) Hi-Res

ハイレゾ版にて再生。

自分の期待通り2,500円台での発売。願ったり叶ったりと言うことで、迷うことなくダウンロード。この値段ならば、多少失敗しても嗚呼と天を仰いで嘆いてお終い、程度なので。

で、徹底的に2002年リマスタ盤(MP3)と比較。楽曲によって差異はあれども、基本的には音のトリートメントがなされ、音場が明らかに広がっていること、ボトムもしっかりと支えられ、ベースラインが明確になること、ダマになって聞こえがちなホーンが分離して聞こえること、SE系の音色が気持ちよく効果を発揮していること、等が、僕の耳で感じられたこと。

これ、SACD盤と比較したらどういうことになるのでしょうね。理論上では96/24よりもSACDの方が音の余裕があるはずなので。『BEST』でその実験が出来ないわけではないけれども、実験のためにお金を出す余裕はない。あくまでもいい音で鑑賞したいがためにお金を出すのであって。

とりあえず支払った金額に見合うだけの価値のあるハイレゾ化だった。今月はこの1枚だけにしておいて、来月になったら『不思議』も買ってみよう。この2枚が中森明菜のオリジナル作品の中で大好きな作品なので。