続いてはAKG K404。PORTAPROの次に聴くと、とにかく音が遠い。あれ?というくらいに遠い。本当に遠いところで鳴っている音が耳に届くといった印象。音も全体的にダマになってしまい、分解能に関しては絶対に期待してはならない。ボーカルも何枚もベールがかかっているような届き方で、これも楽しもうにも楽しめない。
あえて利点を挙げるとするならば、究極のかまぼこ形の音作りなので、耳には優しいということ。でも、このヘッドホンで音楽を楽しめる人が実際にいるのだから不思議だなぁ。やはり耳も十人十色なのかしら。少なくとも僕の好みではないし、何が鳴っているのかがわからないほどのこもりようでお手上げ。PORTAPROでローファイの極みなどと書いたけれども、こっちはそれ以上のローファイ。レベルが違う。
師匠様がどういう意図でこのヘッドホンまでオマケでつけてきたのかは分からないけれども、個人的には同価格帯であれば、PORTAPROの圧勝とジャッジする。これ、ネタだよね、きっと。
- 出版社/メーカー: AKG
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: エレクトロニクス
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