Treasure / Cocteau Twins (1984/2007)

天上での破壊行為の音が地上にまで降ってきたようなサウンドとボーカル。幻想的と取るか、破壊的と取るか、人によって印象は大きく異なることだろうな。ひたすらガラスを割り続けているようなサウンドと、そのガラスの破片の上で軽やかなダンスを踊るボーカリストというイメージ。これはジワジワ来るぞ。どちらかというとあっちの世界の人のためにある音楽。6年前だったら、問答無用に相当はまり込んでいただろうな。

もちろん、今聴いてもその美しさには文句のつけようがありません。