音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Cool Struttin' +2 / Sonny Clark (1958/2008)

50年代末期のジャズを聴こうキャンペーン第○弾。

というわけではないけれども、ジャズの一つの黄金期とも言えるこの時代の有名どころのジャズを、芋づる式にしばらくあれこれ手を出している次第。有名どころというだけあって、非常にわかりやすいジャズが多いのだけれども、本作はその典型ではないかと。

なによりもまず、非常に明るい。BPMが早めの楽曲が多いことと、小難しいことに手を出さずに、とにかく楽しく演奏していることがこちらまで伝わってくる感覚。それは初心者である聴き手にとっては、非常に意味のあることではないかと。

今さらながらの名盤ではあるけれども、これは夜ジャズというよりは、昼間に軽快に流したくなる作品だった。これも当たり。