3年9ヶ月ぶりのアルバム。
それだけの期間が空いたとしても、ドリカムはドリカムなわけで、聴き通すと「あードリカムの音楽を聴いたわー」という満足感でお腹いっぱい。もうこの人たちは何をやってもドリカムなのではないかと。ある種の古典芸能。逆にいえば真新しさを感じ取るには少々厳しくなってきているかな、との感もあるけれども。
それでも自分らしさを突き詰めて音を作っていくということに敬意を表する次第。
そういえば、音作りがこれまでの迫力系からキラキラ系に変わったように感じられるのは、マスタリングエンジニアが変わったせいなのだろうか。ドリカムはもう少し低域にエネルギーがあるのが基本だったので、違和感とは言わないまでも、これも一つの変化なのかな?などと感じた次第。
まだスピーカーでは聴いていないのでジャッジは出来ないけれども、今回も傾向は変わったとしても、やはり録音には相当力を入れているのではないかと。ドリカムはよほど初期の作品をのぞいて、アルバムでは音質を相当に突き詰めて作っている人たちなので。