音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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BOOWY THE BEST "STORY" / BOOWY (2013)

Walkmanの中にはこのベスト盤から7曲しか収録していない。自分にとってのBOOWYというのはその程度で済まされるものなのだ。

今聴くと非常に牧歌的というか、これはこれで平和な時代だったのだなと感じさせられる。「NO NEW YORK」のバージョン違いに結構ビックリしてみたり(原曲からしてこんなにもさいバンドだとは思ってもみなかった)、中学生の頃にはそこそこカッコいいと感じていた「MARIONETTE」が、意外とごく普通の歌謡曲だったりと。うん、やはり平和な時代だったのだな。

一方で「バンド」はテクニック面を必要とするんだよ、ということを教えていたのは布袋寅泰だったのではないかと。この人もアルバムを通して聴くととんでもないスピードで成長するスターなんだよね。

うん、だから僕は氷室京介には大して興味を持てないのだろうな。全部同じで。この人はある程度始めから完成されていたに違いない。なにせ他の曲を聴いていないのでわからないのだ。聴く気も特に起きない。それが僕とこのバンドとの距離。