音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

Beethoven Complete String Quartets / Tokyo String Quartet (2014) SACD

8枚組の8枚目にして大ビンゴ。Op.132で一気に目が覚めた。躍動感と清涼感。楽器同士が複雑に絡み合い、それでいて耳には分かりやすいメロディが入ってくる不思議な感覚。最後の最後でガツンと一発耳に入ってくるとは、なかなかやるな、このコンピレーションは。

Op.135も流れるように攻める。これも同梱のOp.132と同系統に聞こえてくる。

この8枚のディスクでどれが一番好みかと問われたら、すんなりとDisc8だと伝えよう。この動きある旋律が、もしかしたらお子様的に聞こえるかもしれなけれども、そんなことは関係ない。自分がいいと思ったのが、このDisc8なのだ。

ということで、全8枚聴ききりました。SACD8枚組で3,500円というのは破格だったけれども、内容もまた破格のものだったのではないかとクラシック初心者の自分でも実感出来るわけです。耳に心地よい演奏をありがとうございました。今後はちまちまと聴いていきます。