朝からSHAKKAZOMBIEなぞを聴いていたら、急にブッダが聴きたくなってきた。このディスク、実は持っていたのだけれども、どこかで散逸。恐らくドナドナしてしまったんだろうな。で、近場のTSUTAYAにあることを確認してレンタル。再生し始めた途端…。
ヤバいです、これ。激ヤバです。
えー。こんなヤバいものをスルーしてしまっていたのですか、僕は。特にこのDEV LARGEのトラックがセンスもスキルも次元を超えてしまっている。MCなんて正直どうでもいい。トラックが最高にILL。これを聴いて身体が動かなかったら不感症じゃないのか?というくらいに、身体を腰から動かすトラックのヘビーさ。うーん、重ね重ね、当時の自分がもったいない。これを聴いて何も感じなかったのかぁ。とにかく最高にILLなんだってば。同じ言葉を繰り返すしかないくらいに激ヤバだってば。
そう考えると、日本における創世記のHip-Hopというのは、相当なタフネスを持っていたのだな。ジャンルとして生き残るためのエナジー。成り上がるための膂力。このハードなHip-Hopがあるからこそ、今生き残っているソフトな「ラップ音楽」が息をしていられるのだろうな。
リスペクトと言う言葉はこういう時に使うのだ。いや、完全にリスペクトします。すごいです。このトラックはヤバ過ぎます。もちろん、トラックをよりファットなものにするMCのフロウも認めます。何言っているか分からないけれども。
あー。わかった!俺、トラックがカッコいいHip-Hopが好きだったんだ!今気がついた!