音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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High Time / thee michelle gun elephant (1996)

「毎日がミッシェルさん その7」

2nd。次作の感想でも書いたように、ここでもとにかくポップ。バンドとしての色も徐々に変化しながらもしっかりと1stから色濃くあるTMGEなのだけれども、ここでもその色が明確に前面に押し出されている。ただ、寄らば斬るといったような殺伐とした感覚は非常に薄く、「みんなで派手に盛り上がっていこう」的なバンドとオーディエンスの楽しみ方が想像出来るような作りになっているのが、これまで聴いてきた中ではなかったここでの新発見。

ここまで来ると、1stに収録されているあの曲の匂いが如何にバンドの最後に繋がっていく「予兆」だったのか、ということが次第に見えてきてワクワクしてくるのはなぜだろう。

ということで、明日が「1日1枚ミッシェルさんを聴こう大会」最終日。運命の?1stアルバムであります。