10時台はArt Pepper。
「ジャズの100枚。」から後追いで購入。
どこかでこのアルバムに対する評価や背景を読んでちょっと聴いてみたくなり、図書館に行ったら在庫があったという巡り合わせ。聴いてみたらこれがまたなかなかご機嫌な感覚のプレイだったので、これは是非ラックの一員になっていただこうということで招聘した次第。
西海岸のプレイヤーということが作用しているのかどうかは不明だけれども、なぜか夜向けのサウンドになりがちな東海岸ジャズに比較すると、随分と明快で太陽の光をたっぷり浴びておりますよ!と宣言しているかのようなプレイが面白い。バックもマイルス・デイヴィスのお抱えプレイヤーたちなのに、とても陽気な雰囲気が漂ってくる。自分の数少ないジャズ経験の中では、毛色の異なるサウンドということで、こういう作品がラックの中に1枚あると、それだけで小さな幸せを得ることが出来るわけですな。1,080円の幸せ。