音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

J.S.バッハ:イギリス組曲 / グレン・グールド (2012) SACD

グールドの1973年以降のイギリス組曲のピアノ演奏をSACD化したもの。図書館にて接収。

ピアノでバッハというのはどういう物なのだろうかと、今まで触れる機会がなかったので今回初挑戦。チェンバロはイケたけど、ピアノはどうかな?と。

で、聴いてみた。

うーん。でもこれはやはりチェンバロで聴いてみたいな。ピアノだとちょっとウェットな感じがする。もしくはウッディーな感じ。余計な添加物が入ってしまっているようにも感じるのだよね。チェンバロの方がもっと軽快に聴けるのではないか、と。何というか、バッハがいきなり現代に殴り込んできたような感覚。

そんなことをクラシックのお師匠様に問い合わせてみたところ、やはりバッハはピアノではなくチェンバロの方がバッハ的だそうな。「ピアノはどこかエロスが入って湿度が上がる。バッハは湿度がない方が正統だと思う」とのこと。自分のインプレッションはあながち間違ってはいなかったな。

ということで、チェンバロでのバッハを探してみようと思った次第。バッハの演奏も奥が深くて面倒くさいね。