音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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DEARS / 中島美嘉 (2014)

中島美嘉は嫌いじゃない。最近の女性シンガーの中では割と好きな声質を持った人だと思っている。

以前リリースされたベスト盤からも数曲Walkmanの中に入っているくらいだし。ただ、さすがに40曲ともなるとある種のマラソンなのではないかと思いながら再生開始。まずは『DEARS』から。こちらはえっと…何かしらのコンセプトを持って組まれているらしいけれども、それはまぁ、オマケ程度のエクスキューズなのでどうでもよいとして、問題は中身だ。

まぁ、その、前々から分かっていたことではあるのですが、楽曲の当たり外れの波が非常に激しいシンガーですな。せっかく感情過多になるでもなく、歌い上げるでもなく、詞曲ともに中庸の立場に立つシンガーなのだから、コンスタントにいい曲を提供してあげるのは、スタッフの大切な役割ではないのではないかと思いながら聴き進める。

と、聴き進めたところで、結論はもう決まっているのですよ。「いい曲はいい。駄曲は駄曲」。いい曲が良すぎるので、余計にその差異がハッキリし過ぎているのですね。

これ、『TEARS』でも同じく20曲、同様の感想を持ちながら聴くのだろうな。