音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

Simon & Garfunkel

はい。S&Gの全オリジナル作品がハイレゾ化されたのを機に、急に「そういえばS&Gって一度も真っ当に聴いたことがなかったな」と思い、図書館で一気に借りてきた次第。『Wednesday Morning, 3 A.M.』(1964)、『Sound of Silence』(1966)、『Parsley, Sage, Rosemary and Thyme』(1966)の3枚。残り2枚も予約済。

とにかく1枚1枚が短いので「何かインプレッションを」などと考えながらライナーを読んでいるうちにアルバムが終わってしまうという作り。結局何かのインプレッションを語るなら、全アルバムを聴いた後に、総括として語るべきユニットではなかろうか、と言うところまでは自分の中で意見がまとまった。

でもこれ、うっかりすると入眠剤ですな。イヤホンで聴いているうちに魂を抜かれる恐れあり。アルコールを摂取した後にS&Gをイヤホンで聴くのだけは避けようと思った次第。

そうそう。「Sound of Silence」に関しては1st収録のオリジナルアレンジの方が、より静謐感が増して曲に恋することが出来ると実感した次第。2nd表題曲になったそれは、確かにドラマティックではあるけれども、ちょっとケバケバしさを感じないわけではない。