音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

我流ハイレゾ生活、一年の総括。

今年は趣味のオーディオにおいて、ハイレゾに笑い、ハイレゾに泣かされた一年でした。ハイレゾだからと言って何でもかんでも音が良いわけではなく「なぜ、これがハイレゾなんだ?」と思わされる作品に出逢った辺りから、疑念が入り込んだのであります。「ハイレゾって一体なんなのよ?」と。

そんな自分の疑念をよそに、世の中、特にオーディオメーカーは「ハイレゾハイレゾ」と騒ぎだし、大手新聞社も紙面を割くくらいに盛り上がりを見せたわけですが、それを見つめる自分はどんどん冷めていく傾向にありました。それでも、時折「はっ」とさせられる音源に巡り逢えると「ああ、やっぱりハイレゾは耳が豊かにするな」と慰められたものです。もちろんその一方で「ニセレゾ」と呼ばれるものや、音質的にハイレゾである必要が全く感じられない音源がどんどん増えていく様も見つめ、またそんな音源をつかんでしまったこともあったわけですが。

最終的にハイレゾ音源にいくら落としたのかは計算する気にもなれませんが、フォルダにしてアーティスト単位で50本、すなわちそれ以上のハイレゾ音源を聴いてきたことになります。素人がハイレゾを修行し始めて、酸いも甘いも学習するには十分には分量ではないかと。これで少しはハイレゾを語る権利を持つことも出来るかな?という程度ですが。

来年も今年以上にハイレゾ音源ががんがんリリースされていくと思います。また、ハイレゾに触れる人も増えていくことでしょう。そう言う方々に贈りたい言葉があります。

「ハイレゾには2種類ある。自分の耳が喜ぶハイレゾと、買った自分が馬鹿らしくなってくるハイレゾだ」

お粗末でした。