まぁ、ハイレゾに関しては色々とそしてウダウダと考えたものだけれども、DSD128は絶対に期待を裏切らないのだよな。部屋に入った瞬間にハッとさせられる、そこに満ちている空間が全くもって、PCMハイレゾとは別物の世界。自分のスピーカーでもこのクオリティで再生出来るのならば、DSD256はまだ必要ない。何よりも歌物の艶が素敵すぎる。
畠山美由紀の歌う「悲しい酒」も、オリジナルとは随分と異なって、洗練された悲しい酒というニュアンスで、聴いていて実にしみじみと来るものがある。そのようなものを聴きながら、焼酎のお湯割りをチビチビと。酒は五臓六腑に染み渡り、音楽は耳から感情を揺さぶるのだよね。これだから、酒と音楽の相乗効果は止められまへんな。