音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Come Away with Me / Norah Jones (2002/2012) Hi-Res

「そういえばこの音源に真正面から取り組んだことがなかったな」シリーズ。192/24ハイレゾのリファレンスとして「取りあえず」的に購入していた作品だけれども、何がどうリファレンスなのかというところまでは突っ込んでは取り組んでいなかった。

で、実際にノップラーおじさんに引き続き「爆音鑑定団」で再生。1曲目、ボーカルが流れ出した瞬間に、おじさん、腰を抜かしちゃったよ。こ、こんなとんでもないボーカルの定位を見せる作品だったのか!いわゆる「スピーカーが消える」系。目の前、真っ正面にでーんとノラ・ジョーンズが立って歌っている!

そりゃぁ、リファレンスにもなるよ!と一発で負けを認めました。何に対しての負けなのかは分らないけれども。基本的に、寝る時にイヤホンを使ってボリュームを思い切り絞り込んで聴いていたアルバムなので、音質の真価などこれっぽっちもわかっていなかったのだな。

もう、なんと言ったらいいんでしょう。ハイレゾのクイーンみたいな存在だな、こりゃ。これは誰が聴いても「ハイレゾ、すげー」と納得してもらえる音源。発売から10年以上経つのに、いまだに売れ続ける理由がよく分かる。この音源でしか持つことの出来ない魅力がぎっしり詰まっている。

一言「わお、素敵」。